はじめまして!
普段お世話になっているお客様や、俺の嫁!のイベント会場でお会いした方は、お久しぶりかもしれません。
フレスの抱き枕関連事業の責任者をしている、西村と申します。いわゆる、「中の人」です。
ちょっとだけ、私の自己紹介をさせてください。
入社してすぐにやったことは、営業活動のかたわら、ゼロから「アクアライクラ」を開発する作業でした。
なんとか素晴らしい生地を知ってもらいたいと、イベント「俺の嫁!」に企業出展し、自ら足を運んで生地良さをアピールしてきました。
今では入社8年目。「アクアライクラ」に次いで、「アクアプレミア」を開発し、今も新生地の開発を行っています。
今回新たに初めたプロジェクト、「#新しいトリコットをつくる」。
まずは、私達の会社について少しお話した方がいいかな、と思いました。
フレスデザイン株式会社のご紹介
フレスデザイン株式会社は、2008年設立の、まだまだ若手のアパレル企業です。
特に、水着やスポーツウェアのOEM製造が得意な会社です。
現在は、アパレル製品、抱き枕カバーを含め、自社工場で年間10万メートルを超える印刷量を誇ります。
あれ? 抱き枕は? と思った方がいらっしゃるかもしれません。
私が見つけうる限りで最も古い記録で、2009年に抱き枕カバーのOEMを初めたようです。
水着やスポーツウェアと、抱き枕カバー。
一見なんの関連性も無いように思えますが、実はヒミツがあるのです。
なぜ、水着やスポーツウェアと抱き枕なの?
水着やスポーツウェアと抱き枕カバーの共通点。
それは、どちらも「2wayトリコット」を使用しているのです。
例えばスクール水着を思い出してみてください。
縦横にストレッチする、2wayトリコットの素材が使用されています。
競技用に使われるスパッツや、ヨガウェアなど、スポーツ関連において2wayトリコットは広く活用されています。
弊社は、抱き枕カバーを含め、2wayトリコットに超特化した、ニッチな印刷会社なのです。
生地開発のヒミツ
弊社では、常時10種類を超える2wayトリコット生地を扱い、そのほとんどが自社開発(自社専用品)です。
価格に特化した生地、伸縮性に特化した生地、耐久性に特化した生地、カラーバリエーション豊富な生地など、様々な生地を開発、在庫し、使い分けて提案しています。
そのような背景があり、弊社では独自に2wayトリコットを開発するための技術基盤が整っています。
年間10万メートルを超える2wayトリコットの使用量があり、知識や経験があり、きちんと開発基盤が整っているなかで、新しい生地の開発を行うことができているのです。
次回予告とお知らせ
次回は、「#新しいトリコットをつくる」本編第一弾として、新たな生地に使用するポリウレタン糸を選ぶ過程をご紹介する予定です。
ライクラ®を選ぶか? ロイカ®を選ぶか? そもそもそれらの糸って……?
私見を大いに交えながら、いままさに試験が進んでいる生地に使った、ポリウレタン糸の選定についてお話します。
また、皆さまからの抱き枕カバーに関する疑問などを、募集することにしました!
気になることがあったら、マシュマロからご質問ください。
質問は、気軽に匿名で送ることができます。
本当に、自社で生地を開発しているからこそ、お答えできることもあります。
いただいたご質問は、お答えできる範囲で記事やTwitterでご紹介致します。
ライクラ®(LYCRA®)は The LYCRA Company の商標です。
ロイカ®、ROICA®は旭化成(株)の登録商標です。